パラスポーツに触れる楽しさ

右から越智さん、花岡選手、樋口選手、須山

たまにここにも出て来ます、友人のフォトグラファー、越智貴雄さん(参考 http://suyamatakashi.jp/archives/1965.html)に誘われて府中第10小学校に。
越智さんのカンパラプレスと凸版印刷さんがコラボレートして、都内の小学校にパラリンピック・アスリートを招き、児童にパラスポーツを触れてもらう授業を行なうというので、これは見なくてはと思いお邪魔しました。

今日は車椅子マラソンの花岡伸和さんと樋口政幸さんという、2人のトップアスリートを招いての5年生に向けた授業。車椅子マラソンとアイマスクをつけてのブラインドマラソンを体験しました。

花岡選手は「車椅子の人を可哀想だと思うか?」、「車椅子の人たちは幸せだと思うか?」という問いかけから授業を始めるそうです。
だいたいの子どもたちは最初の質問ではほとんど手を挙げ、次はほとんど挙げないそうです。
そんな彼らが授業を受け、アスリートたちと触れ合い、指導を受けることで、「可哀想な人」、「弱い人」という目で見ていた人たちが、「かっこいい人」、「憧れの存在」へと変わっていく様子が見て取れました。最初はおっかなびっくりだった子どもたちが元気に楽しく走り回っていたことも印象的でした。

私の子どもの頃も車椅子の試乗やアイマスクを付けた授業はありましたが、「スポーツ」として触れる機会はなかったなぁ。東京2020パラリンピックを機に、子どもたちがパラスポーツに触れ、そのすごさ、楽しさをより広く伝えて行きたいですね。

今日は良い授業を拝見させていただき、本当にありがとうございました!

授業の最後はブラインドと車椅子と普通のランとのミックスでのリレー

普通のラン〜車椅子〜普通のラン〜ブラインドのリレー

車椅子も上手に

授業の終わりの質問タイム。沢山の手が挙がります。

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