文教委員会視察2015

府中市議会文教委員会はこの3日間行政視察を行っておりました。

初日は横浜市の「特別支援教育」に関して。市内全小中学校、約500校に特別支援学級を配置するなど非常に力を入れております。ソーシャルインクルージョンの考え方の元、児童・生徒が自分の地域の学校に通える様にしたことはとても大きいです。府中市もこの理念とともに取り入れていくべきだと考えます。
2日目は茨木市の「いばらきっこスタディ」。小中全校にタブレット兼PCを配備してe-learningを活用した教育を行っています。 全児童・生徒にIDを配布し、学校だけでなく、家庭からでもアクセスし、学べるシステムを採用し、学力向上を目指しています。実際に我々もログインして試させて頂きましたが、楽しく考え、熱中出来るプログラムでした。情報化がこれだけ進化した社会において、優れたツールを取り入れていくことは時代の要請です。我々がツールに遣われるのではなく、使いこなすための今日を進めるべきですね。

画面は取り外せてタブレット端末になります。
  
茨木市教育センターにて
 
最終日は可児市の「いじめ防止に関する取り組み」。市長が公約に掲げ、全国に先駆けていじめ防止条例を制定した可児市では、「いじめを社会問題として捉え、社会全体で防止する」ために市長部局に有識者からなる専門委員会を設置。市長が直々にお願いに行き、「尾木ママ」こと教育評論家の尾木直樹氏を顧問に就て頂いたとのこと。市長の本気度が伝わってきます。 

  

相談窓口が多いことで早期の発見に効果的
こういったビラなどで市民や子どもたちに周知をはかったり、「いじめ防止協力事業所」の認定をしてお店や事業所なども巻き込んだ見守りの体制を作るなど、日常の意識喚起にも取り組んでいます。

また、この条例の画期的なところは、子どもたちが理解しやすい様に条文を口語(です・ます調)で書かれているということ。これは是非見習いたいところです。

いじめに特効薬はないからこそ、日頃からの意識付け、見守りなどから未然に防ぐよう努める、とても参考になる取り組みでした。
府中市でも「いじめ防止基本方針案」が示され、7/10までパブコメを実施しております。皆さんの声をお聞かせください!http://www.city.fuchu.tokyo.jp/kyoiku/shisaku/fuchucityijimeboushi.html

 

委員長挨拶の図@可児市役所

 

今回は委員長ということで、視察テーマを決められました。三市の取り組みは府中市にとって学ぶべきことが多く、非常に実りのある視察になりました。これをしっかりと市政に役立てていきたいと思います。

お忙しい中受け入れて頂き、丁寧にご説明をして下さった三市の皆さま、本当にありがとうございました。