先日、民主党青年委員会、都連青年委員会共催の学生・若手社会人交流イベント「若い力!2013→2014」に参加しました。
元NHKの堀潤さんと「ドットジェイピー」、「僕らの一歩が日本を変える」、「一般社団法人日本学生会議所」の各代表の学生さんが「若者と政治」といったテーマで熱い激論を交わしました。その議論の中で「政治はタブーな雰囲気がある」という意見が出ました。
自分が学生の時にはどうだったか。「怪しい」、「信用できない」、「よく分からない」なんてやはりネガティブに感じていたと思います。幸いだったのは、周りに政治のことを話す仲間がいたこと、議員さんとの接点があったことなどから実際にコミットする様になり、徐々にそういったイメージが払拭されていった記憶があります。
そんなことを考えていたら、スウェーデンの中学生の教科書『あなた自身の社会』を思い出しました。
「法律と権利」から始まり、仕事や経済、はたまた離婚した時にはどんな権利があるか等、社会の成り立ちや在り方が事細かに学べる教科書です。
その中に、日本で言えば市区町村にあたる「コミューン」に関する章があります。コミューンの成り立ちや歴史、どんな義務が、権利があるのか、予算はどうなっているのか、議会やサービスにどの様にコミットしていくのか等、分かりやすく書いてあります。
民主主義は市民一人ひとりが参加して初めて機能します。だからこそ中学生の頃から社会に参加する方法を身近なものとして学び、理解することはとても大事なことだと思います。
日本では政治(政治家?)はどうも敬遠されるきらいがあります。
国会中継ではパフォーマンスだらけ。選挙期間中には街宣車でワァワァ騒いでいる。そんな一面だけでなく、議会は何をしているのか、行政がどんなことをしているのか、市民と政治の双方が歩み寄る必要があるし、そんな仕組みが必要ですね。
自分が地方議員になって、改めて政治=生活なんだと思い知りました。「タブー」にしていては勿体無い、だからこそ市民の皆さんにもっと”伝える努力”をしていかなくてはいけないな、と考えさせられるイベントでした。まだまだ出来ていませんが。。。
その後の懇親会でも学生たちは熱い話しをしてくれました。思いを持って活動している学生たちに出会えて未来に希望が持てるとても素晴らしい時間でした。参加してくれた皆さん、本当にありがとうございました。
『あなた自身の社会』 http://www.shinhyoron.co.jp/cgi-db/s_db/kensakutan.cgi?j1=4-7948-0291-9
「ドットジェイピー」http://www.dot-jp.or.jp/
「僕らの一歩が日本を変える」http://hgst-pw.tumblr.com/
「一般社団法人日本学生会議所」http://unisc.or.jp/