先日、千葉県の鴨川市で大山村塾に参加してきました。民族研究家の結城登美雄さんの講演会に出るためです。
結城さんは地元学を提唱されている方で、「ないものねだりからあるものさがしへ」という言葉のもと、地域の人たちによる地域おこしを広める活動をされている方です。何度も何度もお話しを伺っているのですが、そのたびに新しい「気づき」を感じられます。また、優しくて大きなお人柄に僕が勝手に師匠と呼んで慕わせて頂いています。
実は昨年の3月に私の所属するむさし府中青年会議所の事業で結城さんの講演会を企画していたのですが、震災の為に中止となってしまいました。結城さんが「師匠」と仰ぐ宮本常一さんは府中に住まわれていたという縁もあり、府中での講演会をとても楽しみにされていたのですが、とても残念でした。
しかし、久しぶりに結城さんにお会いし、元気なお姿を拝見でき、激励の言葉も頂き、大変有意義な時間でした。
大山村塾はジャーナリストの高野孟さんが始めた会で、今後も隔月に開催し、甲斐良治氏(農文協編集長)、鳩山由紀夫氏(元内閣総理大臣)、河野太郎氏(衆議院議員)とゲストを予定されています。
房総の南端の山の中で知的な空間が作られ、色々な人が集うとても面白い試みです。皆さんも是非ご参加下さい!
色々な年代や地域の人が集い賑わう、そんな場を府中でも作って行きたいです。
大山村塾HP http://oyamasonjuku.blogspot.jp/
大山村塾概要(http://oyamasonjuku.blogspot.jp/2012/02/blog-post.html より転載)
大山地区を、鴨川市を、南房総を、 どうしたら元気に出来るか。
地域再生の活動に実際に取り組んでいる 次世代の担い手たちが、
大山不動尊の麓に在住するジャーナリストの 高野孟氏を塾長に担ぎ上げて、
世界と日本の動きに広く目を開きつつ 地域のことをより深く考えるための 勉強と討論と交流の場として、
「塾」を開くことになりました。
その名も「大山村塾(おおやまそんじゅく)」。
大山地区のことだけを考えようという訳でなく
大山公民館を会場とするのでそうなっただけのこと。
松本村の松下村塾が明治維新の原動力となったように、
旧大山村のこの塾が平成維新の源となるかもしれない。
そのくらいの誇大妄想を持ってこれを始めます。
地元の皆さんはもちろん、広く房総の心ある方々が 参加して活発な議論をして頂くことを期待します。