府中市議会は協議会ウィーク。その中で、建設環境委員協議会において「府中市一般廃棄物処理基本計画」が報告されました。
この計画の中で、府中市として3R(Reduce(削減)、Reuse(再使用)、Recycle(再資源化))を進めていく上で、新たに「食品ロス」の取り組みを行うということが盛り込まれました。
現在、日本では年間約621万トンの「食品ロス」が発生していると言われており、これを国民1人当たりに換算すると、お茶碗一杯のごはんが毎日捨てられるという計算になります。
一方で6人に1人の子どもが貧困状態にあるとも言われるこの国では真剣に取り組まなければならない課題であると言えます。
市では来年度より、関係機関や市内の飲食店にも協力を仰ぐように働きかけをしていく方針とのこと。例えば、宴会などで、乾杯後30分間は席を立たずに料理を楽しみましょう、お開き10分前になったら、自分の席に戻って、再度料理を楽しみましょうと呼びかけて、食べ残しをなくし、食品ロスを削減する運動である「3010運動」等を推進するなどの働きかけをする他、フード・ドライブなどを通じて、フードバンクとの連携を進めていくことも大切です。
そしてなにより、この問題は私たち一人ひとりが意識を持って取り組んで行かなくてはなりません。
上述の通り、1人一杯のごはんが捨られている現状で、ゴミにするのか、美味しい食べ物にしていくのか、私たちの心がけで変わってくると思います。
ぜひ、皆さんも関心を持ち、出来ることから進めて行きましょう!
ご協力をよろしくお願いいたします!
参考 http://suyamatakashi.jp/wp-content/uploads/2017/07/CivicNEWS021.pdf
府中市HP 「食品ロス削減のために」